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帰省から帰ったらカギがなかった時
私は、かなり長い間単身赴任をしていたことあります。
静岡で長いこと働いていたのですが、静岡では会社が借り上げていたアパートに暮らしていました。
単身赴任をして働き始めて2カ月ほどした時、まとまった休みを取ることができたので実家に帰省することにしました。
慣れない土地で働き始めたばかりだったこともあり、規制するのが本当に楽しみでした。
途中の名古屋で美味しい洋菓子をたくさん買って、おみやげもたくさん買い込んで実家に帰りました。
後から考えるときっとそれがいけなかったんです。
荷物が多すぎたため、ふとアパートのカギを取りだした時、何気なくその洋菓子を入れた紙袋にカギを入れてしまったんです。
実家に帰りみんなで洋菓子を食べました。
すっかりカギのことを忘れてしまった私は、洋菓子の入れてきた袋をゴミ箱に捨てる時、その袋にアパートのカギを入れていたことをすっかり忘れてしまっていました。
そして、帰省から帰りアパートのドアを開けようとした時、はじめてカギがなくなっていることに気がついたんです。
実家に取りに戻ることもできず、もし取りに戻ったとしてもすでにゴミに出されていたでしょう。
なんとか部屋の中に入らないとと右往左往していました。
そうもしていられないので、会社に雇われている大工さんに頼んでカギをこじ開けてもらったんです。
こじ開けてもらって中に入ったのはよかったのですが、無理にこじ開けたのでカギは壊れてしまいました。
お金がなかったのでしばらくそのままで暮らしていたんですが、いかにもこれでは物騒だということで仕方なく鍵屋さんに直してもらいました。
大工さんがこじ開けた時、かなり無理やりこじ開けたので、すべて取り換えないといけないことになってしまいました。
依頼してイヤだとは言えないので、全部取り換えてもらいましたがあの時の出費は本当に痛かったです。
こんなことなら先に大工さんに頼んだりせず、鍵屋さんにお願いすれば良かったと思いました。